確定拠出年金とは
確定拠出年金導入のメリット

確定拠出年金を導入すると企業、従業員にそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。

企業のメリット

確定拠出年金の導入後には、企業にとって様々なメリットがあります。
経費の削減や節税対策だけではなく、従業員の生活を守り職場環境への満足度も高まります。


企業の掛金0円で退職年金を準備

企業の企業の掛金0円で退職年金を準備

加入選択型の場合は企業が負担する掛金がなく導入できます。
掛金は従来の給与から従業員が任意で拠出します。


事業主負担の社会保険料削減可

事業主負担の社会保険料削減可

社会保険料は標準報酬月額の等級により決まります。
標準報酬月額の等級が下がる可能性があります。


積立金全額損金の節税効果有

積立金全額損金の節税効果有

確定拠出年金の掛け金は福利厚生費として全額が損金計上されます。

従業員のメリット

確定拠出年金の導入後、メリットがあるのは企業だけではありません。
もちろん従業員一人ひとりにも大きなメリットがあります。


積み立ては強制ではなく、掛金額は自ら選択できる

積み立ては強制ではなく、掛金額は自ら選択できる

加入選択型の場合、加入の有無を従業員が決めることができます。
掛金は1000円単位で決めることができます。
掛金額の変更も定期的に自由にすることができます。


節税効果あり、老後資金の資産形成ができる

節税効果あり、老後資金の資産形成ができる

掛金は所得税と住民税が全額非課税となります。
社会保険料の標準報酬月額の算定からは除かれますので、社会保険料が削減されます。


退職金が明確になるため将来の不安が解消される

退職金が明確になるため将来の不安が解消される

確定拠出年金は退職金を自分で積み立てることができます。
退職金がいくらもらえるということが明確になり将来の不安が解消されます。

そして、さらに3つの税制優遇があります。

確定拠出年金の導入後、さらにこんなシーンでも税制優遇があります。

01

掛金を拠出したとき

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所得税非課税、住民税非課税、社会保険料対象外などの優遇を受けることができます。

02

資産運用で利益が生じたとき

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運用益非課税で優遇を受けることができます。

03

年金または一時金で受け取るとき

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一時金は退職所得扱いとなり、年金は公的年金等控除できます。